２０２１年４月４日

ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。

ルカによる福音書24章6節

敬拝

• 黙想　静かに礼拝に備えます
• 賛美　心を込めて主をほめたたえよう
• 祈り
• 勧め　「復活・いのちの回復」ローマ人への手紙8章18〜25節
• 献金
• 報告
• 頌栄
• 祝祷

教会からの報告・案内

• 本日は2021年のイースターです。主イエスは十字架で死なれ、朝早く、よみがえられました。十字架と復活は福音の根幹です。今年のイースター礼拝は午前7時と10時の2回に分けてささげられます。主の復活の勝利を共に祝いましょう。
• 教会の聖餐式をおおないます。聖餐は主が十字架にかかられる前に、最期の晩餐時に十字架の贖いをおぼえるために守りなさいと教えられ、約2000年間に渡って守られてきました。
• 本日は日曜楽校の進級と卒業、入学のお祝いをします。このような状況ですが特にインマヌエルの主が感謝です。
• 復活祭礼拝のあと、終活セミナーを開催いたします。昼食はお弁当を注文する予定です。

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

今週の予定

メッセージ

「復活・いのちの回復」

ローマ人への手紙8章18〜25節

本日はイースターです。復活祭は、イエスの死からの復活をおぼえるための礼拝です。クリスマスは新暦ですが、復活祭は旧暦で守られます。今日は、聖餐式もありますが、聖餐は主の十字架をおぼえるため、そして復活祭は、三日目のよみがえりをおぼえるためです。福音の根幹と言えます。

復活というのは回復ですが、それは「いのちの回復」です。始祖アダムがみことばに従うことを拒み、自身だけでなく、すべての子孫に死をもたらしました。

１、自然の回復　ローマ人への手紙8章21〜22節

それは人間だけでなく創造主のすべての被造物に影響を与えたのです。現在もそうです。人間も世界の終わりに向かっていると聖書は警告します。

現在、全世界の関心は自然の汚染に向けられています。先週も西方から黄砂が飛来し、それは砂だけでなく健康を害する物質が含まれていると言われています。空気の汚染、プラスチックゴミなどの海洋汚染、食品・・・ノアの時のように人の心もゆがんできているのかもしれません。

２、すべての被造物の回復は、人のいのちの回復から　ローマ人への手紙8章19節

神は天地を創造されたとき、六日目に人を「神のかたち」に似せて、被造物の管理を任せられました。しかし、人は任命者のみことばを拒み、追放されます。ですから、自然の回復は人のいのちの回復から始まるのです。御子を信じることによって。ヨハネによる福音書3章16節

神のいのちを失った人間は、神以外のものを神としたり、無神論や進化論のような思い込みで自分を納得させようとしました。しかしこれは「方便」であり、平安はおろか心がさらに騒ぐ結果を生みました。

３、そして「身体（住まい）」の回復です。ローマ人への手紙8章21〜23節

初めの人アダムはいのちの息が吹き込まれ、罪も死もありませんでした。不死です。身体がどれだけすばらしいものか、その痕跡が残っています。

・アダムからノアまでの人の寿命は数百年です。身体には罪の影響が少なく、自然環境も整っていました。健康を守る１番の理由は、地球の外側を覆っていた「水の層」です。洪水は地球の水のカバーを無くし無防備状態にしました。現在のシベリヤ辺りに生息していたマンモスの胃から、湿地帯に生えている植物が出てきたのです。しかし、洪水で覆いはなくなり、裸状態で宇宙からの紫外線などをもろに受けることとなりました。かろうじて「オゾン層」がバリヤになり守られていますが、現在危うい状態です。また医学のめざましい進歩が人の寿命を支えています。

・大脳を100%近く使う人は皆無だそうです。科学の父と呼ばれたアインシュタインでさえも10%前後だと言われています。

・癌細胞は自然死しないそうです。1959年、アメリカのヘンリエッタ・ラックスという女性が子宮癌で亡くなりました。当時、本人にも遺族にも秘密に「癌細胞」が取り出し保管し、現在も貴重な資料として使われています。「ヒーラー細胞」と言います。

すべての被造物の回復は、神よってなされ、人が立ち返ることから始まるのです。それは「人の住まい」である身体も、人々の住まいである地球の自然もです。これが「神の国」の成就です。