2022年5月8日

愛する者よ。あなたのたましいが幸いを得ているように、あなたがすべての点で幸いを得、また健康であるように祈ります。

ヨハネの手紙第三2節

敬拝

  • 賛美 主のご栄光をほめたたえます
  • 祈り
  • 勧め 「いのちの母」創世記3章20~21節
  • 献金
  • 報告
  • 頌栄
  • 祝祷

教会からの報告・案内

  • 本日2022年5月8日(日)は「母の日」です。母は、創世記3章20節で、エバを「生きるものすべての母」と記されています。いのちの継承に与えられてきた母に感謝します。
  • 本日2022年5月8日(日)の礼拝メッセージはミッキー・ウィラー兄です。
  • 5月のビジョン会があります。

ディボーションノート「水路のそば」

5月9日(月)テモテへの手紙第一3章1〜16節
5月10日(火)テモテへの手紙第一4章1〜16節
5月11日(水)テモテへの手紙第一5章1〜23節
5月12日(木)テモテへの手紙第一6章1〜21節
5月13日(金)テモテへの手紙第二1章1〜18節
5月14日(土)テモテへの手紙第二2章1〜26節
5月15日(日)詩篇107篇1〜43節

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

メッセージ

いのちの母

創世記3章20~21節

世界中のすべての人は、男女関係なくお母さんから産まれました。先祖をたどっていくと、最初の母「エバ」に至ります。名付けたのは「アダム(最初の人)」です。アダムは、助け手としてエバを創造主から与えられました。創世記では、これまで「女」と記されていますが、ここにきて「母」と呼ばれ、「生きるものすべての母」と紹介されています。

神は、そのみこころである「生めよ。増えよ。地に満ちよ。」(創世記1章28節)をエバに託します。

それは、人は神のみことばに従わないという罪を犯しても変わりませんでした。ただ、罪の結果「女にはこう言われた。『わたしは、苦しみとうめきを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる」(創世記3章16節)と「苦しみ」が預言されています。それは、出産時の苦しみという意味だけでなく、罪の結果である苦しみを背負うことも指し、またアダムも同じです。

1、生きるものすべての母

「生きるもの」とは誰のことでしょう。すべての人は罪を犯し、神のいのちを失い、死んでいると言っていますから、「生きるもの」とは、神のいのちに生きるものという意味です。

人は、罪を犯すことによって、神のいのちを失いましたが、得たものがあります。それは「善悪の基準」です。それまでは、善悪の基準は「神のみことば」にありましたが、神とのいのちの交わり(関係)を失ったので、自分で基準を定めることになりました。自分が善と思えば善で、自分が悪と思えば悪とします。そのために、善悪が波のように変化し、一定せず、人によって、あるいは民族によって、さらには時代によって、異なる基準となりました。

もう1つは、自分を守るものを失いました。この状態を「裸」と表現し、「裸の恥」と記しています。「裸」は失望です。

ソロモンは「人の目にはまっすぐに見えるが、その終わりには死となる道がある。」(箴言14章12節)と言っています。

人には、「善」に見えるが、その終わりは「死」であり、自分やその基準に失望(恥)が定まっているということです。

2、女は母となり、いのちを生み出す。そのために神は「皮の衣」で覆われた。

このことについて、テモテの手紙第一2章13~15節に「・・・子を産むことによって救われます」という預言があります。エバの子孫「マリヤ」のことです。

マリヤは、アダムの子孫ヨセフによってではなく、「聖霊によって」身ごもり、救い主を産んだのです。イエスは、マリヤ自身の救い主でもあります。

ガラテヤ人への手紙4章27節には、「子を産まない不妊の女」の幸いを記しています。子供は、自分たちで産んだのではなく、神からの恵みの賜物です。聖書は、「サラ」「ラケル」「ハンナ」「エリサベツ」と、神によって子供が与えられた祝福を言います。

マリヤは、聖霊によって身ごもった「処女降誕」の預言であり、救い主も、聖霊によって生まれてこられました。

3、聖霊によるバプテスマ

イエスは、マルコの福音書1章8節で、「聖霊によってバプテスマを授けられます」と紹介され、ニコデモに「水(みことば)と御霊」による新生を教えられました。

コリント人への手紙第一12章13節では、「・・・また、聖霊によるのでなければ、だれも『イエスは主です。』ということはできません。」と記されています。それは、アダムの子孫である罪の中に死んでいた私が、聖霊によって新しく生まれた、救われたのです。