2022年3月20日

ハレルヤ。新しい歌を主に歌え。敬虔な者たちの集まりで、主への賛美を。

詩篇149篇1節

敬拝

  • 賛美 主のご栄光をほめたたえます
  • 祈り
  • 勧め 「大きな喜び」ルカによる福音書24章44~53節
  • 献金
  • 報告
  • 頌栄
  • 祝祷

教会からの報告・案内

  • 2022年3月20日(日)午後12時から、2022年教会総会を行います。教会員の方はご参加ください。もし参加できない場合は、委任状をご提出ください。
  • ロシアによるウクライナへの侵攻によって、戦禍を逃れるため避難民が多く発生しています。ウクライナには多くのイスラエル人がいましたが、ここ数年イスラエルへの帰還の民が増えていました。この帰還も急を要することになっています。彼らのためのサポート献金を行いますので、可能な方は専用の献金袋を用いてお捧げください。
  • 来週2022年3月27日(日)午後1時から、久しぶりに映画観賞会を行います。ビデオ「サン・オブ・ゴッド」を上映します。今回教会からの飲食の提供はありませんので、昼食等持参し、各自車内で飲食するなど工夫して集まりましょう。

ディボーションノート「水路のそば」

3月21日(月)イザヤ書63章1〜19節
3月22日(火)イザヤ書64章1〜12節
3月23日(水)イザヤ書65章1〜25節
3月24日(木)イザヤ書66章1〜24節
3月25日(金)ガラテヤ書1章1〜24節
3月26日(土)ガラテヤ書2章1〜21節
3月27日(日)詩篇100篇1〜5節

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

メッセージ

大きな喜び

ルカによる福音書24章44~53節

以前、結婚式の司式をさせていただいている時に、その勧めで「3つのさか」の話をさせていただいていました。上り坂、これは苦しいものです。下り坂、速度が速く快適ですが、転ぶことがあります。もう1つは、「まさか」という坂です。

現在、コロナ禍の状況ですが、3~4年前には考えられなかった「まさか」です。ロシアがウクライナに侵攻していますが、1年前にこの状況になることは予想できなかったでしょう。毎日のニュースが、映画「戦場のピアニスト」を観ているようです。

弟子たちも、ガリラヤでイエスの言葉によって大漁を経験し、その時からイエスに従ってきました。その道中、生まれつきの盲人の方の開眼、12年もの間病を患っていた女性のいやし、足の不自由な人を立ち上がらせ、5000人以上にパンと魚を与え、宗教指導者たちの疑問に解答を与え、エルサレムに入る時は民に歓喜の声で迎えられます。

しかし、この状況が一変します。信頼していた力強いリーダー、主が捕らえられ、裁判を受け、死刑判決、そして死刑場を目指して十字架を背負い向かわれます。「まさか」の始まりです。

それは、良いことだけでなく、苦しいこと、哀しいことも、主には備えられている預言があり、その成就が起こっているのだと示されました。良いと思うことも、そうでないと思えることも、すべて成就すると明言されたのです。

それだけでなく、死なれ、埋葬されたイエスがよみがえられる、弟子トマスだけでなく、みんな「まさか」の事態としてぼーっとしていたのかもしれません。集まりの中におられる主は、現実なのか幽霊なのかがつかめなかったのです。

そこで主は「心を開かれ(目からうろこを剥がし)」たのです。

ルカによる福音書24章46節で、みことばが示されます。

「キリスト(救い主)は苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり」、この一連の出来事は、すべて私たちを罪から救うための目的だったのです。

この私信は、エルサレムからスタートし、地の果てまで宣べ伝えられる証人であると。それも、上からの力と助けが与えられます。

ルカによる福音書24章50節、ベタニヤにて

イエスは、弟子たちをベタニヤの近くに連れて行きました。ベタニヤには、マルタ、マリヤの家があり、以前ラザロが病気で死に埋葬されていましたが、イエスは彼を呼び出されました。

ここで「手をあげて祝福されました」。祝福とは何でしょう。それは、天の神とのつながりです。イエスは天を指差し、その幸いを与え、弟子たちが喜びで満たされたのです。

イエスは、彼らを祝福しながら天に帰られたのです。今も続けて祝福の雨を降らせ続けてくださっています。

「昇天」それは使徒にとっては「掲挙」です。やがて私たちも、祝福され御国に挙げられます。

世に残された弟子たちは、以前は恐れに支配されていたエルサレムに、喜びに支配されながら帰っていきます。

そして「いつも宮にいて神をほめたたえていた」イエスを待ち望みつつ。