2020年6月21日

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
テサロニケの手紙第一5章15節〜18節

敬拝

  • 黙想 静かに礼拝に備えます
  • 賛美 心を込めて主をほめたたえよう
  • 祈り
  • 勧め 「主は生きておられます」列王記第二5章17〜19節
  • 報告
  • 祝祷

教会からの報告・案内

  • 今日は父の日です。お父さんの存在に感謝します。続けて健康が守られますように。
  • 午前10時の中城礼拝は、午後から配信しています。コロナ渦の只中にありますが、守られますようにと願っています。
  • 聖書の学びは火曜日午後3時からと、水曜日午後8時から、土曜日午前11時からあります。マスクなどを用いながら進めています。

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

今週の予定

6月21日(日)10:00一般礼拝 創造主を賛美し、礼拝します。
教会楽校 礼拝の中で子供たちがクラス毎に聖書を学びます。
6月23日(火)15:00聖書の学び
6月24日(水)20:00聖書の学び(黙示録)、祈りの時
6月27日(土)11:00聖書の学び(ローマ人への手紙)

メッセージ

「主は生きておられます」列王記第二5章1〜15節

聖書ではイスラエル民族が民族的な祭司の役割が与えられていますが、今日の個所は異邦人「アラム人」が登場します。アラム人はイスラエルの北方民族でイスラエルに対して圧力をかけていました。ナアマンという人は軍隊の長、以前にイスラエルから略奪した時に一人の女奴隷がいて妻に仕えさせていました。

彼は将軍でしたがツァラアトと言う病に冒されていました。それでも勇敢な軍人として王から用いられていました。

この話は、イスラエルの女奴隷の女主人に対する進言から始まります。5章3節で「もし、ご主人様がサマリヤにいる預言者のところに行かれたら、きっとその方がご主人様のツァラアトを治してくださるでしょう。」この情報はおそらく妻から主人へ。ナアマンはこれを聞いて王に伺いを立てます。ナアマンは王の家臣であり、イスラエルは敵国です。アラムの王は「行って来なさい。紹介状も書いてあげる」彼は豪華な贈り物を手にイスラエルに行きました。女奴隷は「サマリヤの預言者」と言いましたが、ナアマンはエルサレムのヨラム王の所に行きます。彼は王に預言者に会わせるように願ったのかもしれませんが、ヨラム王は「自分に言いがかりをつけている」と勘違いし、自分の衣服を引き裂きました。衣服を引き裂くと言うのは「悔い改め」の表現で、意味は「自分にはできない」ことの証です。今でも神は悔い改めを求めておられますが、それは「自分にはできないことを受け入れて神なる主に委ねること」です。罪からの救いはまさにこれですが、ヨラム王は「自分にはできない。言いがかりだ」と塞ぎ込んでしまいます。このことをサマリヤのカルメル山にいた預言者エリシャ(848〜797BC)が聞き、王のもとに使いを送り「私のところによこしてください。彼はイスラエルに預言者がいることを知るでしょう」と言いました。

ナアマンはかなりの道のりを進み、カルメル山のエリシャの家の入り口に立ちます。エリシャはナアマンに面会をしないで使者によってメッセージを伝えます。5章10節「ヨルダン川に行って7回あなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだは元どおりになって、きよくなります」ナアマンは激怒した。遠くアラムから出発し、エルサレムに行けば、カルメル山に、またエリシャは会ってもくれず、命じただけ。そしてまたヨルダン川まで遠い道のりを進まなければならない。

1、なぜエリシャはナアマンに面会しなかったのか。

彼は異邦人、独特の宗教観であり偶像礼拝者です。女奴隷が言った「預言者」は「神の人」と言う意味があり、「あの方」である預言者が「患部の上に手をかざし、治してくれる」と予想していました。まずこの誤解を解く必要があります。病を治すのはエリシャではない。神です。また呪いのような手の動きで治すのでもない。いやしの方法は「みことばに従う信仰によって」です。ナアマンは怒ってアラムに帰ろうとします。

2、ナアマンの部下の進言

ナアマンのしもべたちが意を決して主人に「我が父よ。難しいことを、あの預言者が命じたのでしたら、あなたはそれをなさったのではありませんか。あの人は『身を洗ってきよくなりなさい』と言っただけではありませんか」と言った。ナアマンのすばらしさはこの進言に従ったことでしょう。人の救いもそうです。「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます」です。福音はものすごく簡単です。拍子抜けするほどです。パウロは弟子テモテに「・・・聖書はあなたに知恵を与えて、キリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができます」と明言しています。みことばに聖霊が働き力となるのです。そこで、テサロニケ第一5章16〜18節に

・いつも喜んでいなさい。ー救われたことを

・絶えず祈りなさい。ー神との交わりの必要性

・すべてのことについて感謝しなさい。ーおかれた環境。状況を。

みことばを信じ、従い、生きる。これが霊肉のいやしの秘訣です。

3、2度目にエリシャはナアマンに会います。理由は「主をほめたたえる」ためです。