2020年10月11日

まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊な実を結びます。

ヨハネによる福音書12章24節

敬拝

  • 黙想 静かに礼拝に備えます
  • 賛美 心を込めて主をほめたたえよう
  • 祈り
  • 勧め 「キリストに在る希望」エレミヤ書29章10〜19節
  • 献金
  • 報告
  • 頌栄
  • 祝祷

教会からの報告・案内

  • 主の復活の記念日「主の日」に礼拝できることを心から感謝します。この状況下の中にあって、可能な限りの準備をして集まれることを望みます。
  • 本日は10月ビジョン会です。
  • 藤野都姉は本日つきしろキリスト教会の奉仕に出かけています。
  • 2020年10月24〜25日に特別集会「これから(終末)」を計画しています。メッセージは、平岡偉策師(姫路バプテスト教会牧師)です。

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

今週の予定

10月11日(日)10:00一般礼拝 創造主を賛美し、礼拝します。
  教会楽校 礼拝の中で子供たちがクラス毎に聖書を学びます。
10月13日(火)15:00聖書の学び
10月14日(水)20:00聖書の学び、祈りの時
10月17日(土)11:00聖書の学び

 

メッセージ

「キリストに在る希望(新しい契約)」

エレミヤ書29章10〜19節

エレミヤ書には、イスラエルの民のバビロンにいる捕囚の民に送ったエレミヤの預言が書かれています。

聖書の歴史を見てみると、戦争、飢餓、疫病は、民に対する警告として描かれています。特に疫病は、エジプトのパロの前でモーセの警告の災害、荒野の旅での不信仰に対して・・・などがありますが、本書も剣(戦争)イスラエルに対する不信仰に対して神はバビロンを用いて攻撃されます。飢餓は、イナゴを用いての食糧不足になり、疫病が蔓延すると記されています。結果「食べられない腐ったイチジク」のようになると警告しています。しかし、これらは神が送られたと記していますが、実は民が招いた結果です。でもそれを許されたのは、これらの出来事、わざわいを通して「神のみことばを聞く者になる」ようにとの警告でもあります。ですから、わざわいという試練の中で、悔い改めて神に立ち返ることが求められています。剣、飢饉、疫病が死をもたらすのではなく、罪が死を招いたのです。聖書は「罪を犯したその者が死ぬ」とあります。戦争、飢餓、疫病から回避したとしても、結果が変わらないからです。

神はバビロンに捕らえられた民に、この捕囚の期間は70年と預言しています。70年と言えば、詩篇90篇でモーセが預言している、人の一生です。

「私たちのすべての日(生涯)は、あなたの激しい怒りの中に(人は罪に対する神の怒りの結果滅びる)消え去り(地上から)、私たちは自分の齢を、一息(突然、風で灯が消えるように)で終わらせます。私たちの齢は70年(寿命)、健やかであっても80年。そのほとんどは労苦(働き)とわざわい(自然災害、疫病)です。瞬く間に時は過ぎ(月日は瞬時に過ぎる)、私たちは飛び去ります。(新幹線の走行を近くで見ているように)・・・」(詩篇90篇9〜10節)

エレミヤ書29章18節には、イスラエルの民に対する数奇な歴史が預言されています。神の民(しもべ)で在るにも関わらず、各地を逃げ回り、迫害され、やっと1948年に約束の地に帰ってきました。しかし、それで安住の地と言えず、建国後4度の戦争を経ていますが、今も不安定な状況です。最近のウィルス性の病気にも対処できないようです。

しかし、イスラエルの民は神に選ばれた民です。彼らは厳しい律法を与えられ、その罪が厳しい結果を生んでいることも事実です。おそらくイスラエル人ほど悲惨な過去を持っている民はほかにはいないかもしれません。それは、他の民族がイスラエルを見て、神を知り、神のことばに立ち返る様にとの計画です。理由は「彼らが神のことばを聞かなかった」からで、それはイスラエルだけでなくすべての民は、神のみことばを聞かないと同じ道を歩むことになるとのメッセージです。

70年、それは私たちの生涯の中で、神を知り、神に帰る、神の計画で、平安と将来と希望を与えるためのものです。ですから「あなたがたがわたしに呼びかけ、来て、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに耳を傾ける」

 

2020年秋 特別集会のお知らせ