２０２１年９月１２日

あなたの若い日に、あなたの創造主を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。

伝道者の書12章1節

敬拝

• 賛美　主のご栄光をほめたたえます
• 祈り
• 勧め　「イエスの来臨の目的」マルコによる福音書2章1〜12節
• 献金
• 報告
• 頌栄
• 祝祷

教会からの報告・案内

• 県の緊急事態宣言が9月30日まで延長されました。会堂での礼拝は9月26日まで現在の状況で推移します。10月からの集まっての礼拝が再開できるように願っています。
• 献金される方は下記に振り込むことが可能です。
  沖縄海邦銀行　普天間支店　店番：042　口座番号：653969
  単立　恵みバプテスト教会
• このような状況下、皆様の霊肉共に守られるように心からお祈りいたします。

今月のディボーション

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

メッセージ

イエスの来臨の目的

マルコによる福音書2章1〜12節

公生涯に入られたイエスの最初のメッセージは「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」（マルコによる福音書1章15節）です。それは神の国を宣べ伝え証する働きです。

その「しるし」として、「身体のいやし」「罪の赦し」「縛られているものからの解放」がありました。

ですから、その生涯の中で多くの人をいやされました。それは「神の国」には完全な支配があり、すべての病がいやされることを示したのです。

イスラエルの死海を訪れた際、死海の水の塩辛さに驚き、教会の人に何とかその辛さを知ってもらいたいと、コーラの瓶に少しだけ入れて持ち帰りました。そして教会の人に少し舐めていただきましたが、想定外の辛さに驚いておられました。僅かな量ですが死海の水を体験していただけました。イエスのいやしは、神の国を少しだけ示されたのです。そこには、悲しみも苦しみも死もありません。イエスは、病をいやし、罪を赦し、悪霊から解放されたのです。

1人の中風の人がいました。原語では、身体の半身が動かなかったと記載されています。立つ事も歩く事もできない彼は、4人の友によってイエスのところに連れてこられました。道は、人々によって塞がれていましたが、彼らは屋根を剥がすと言う新しい道を造り。イエスのいるところにおろしました。

イエスは、彼らの信仰をみて、中風の人に「子よ（アブラハムの子孫）、あなたの罪は赦された。」と宣言されました。

意外なみことばです。おそらく誰もが、彼の身体がいやされると思っていたでしょう。12年長血を患っていた女の時は、着物の裾に触れた女の病をいやされたとあります。

しかしこの時は、まず「罪が赦された」と言われました。何故でしょうか。「彼らの信仰を見て」とありますが、それは彼らはイエスの「メシヤの権威」を信じたのです。言葉を変えるなら「この方は来るべき預言されたキリスト」であると信じたのです。

マルコによる福音書1章40節では「お心一つで、私をきよくすることがおできになります。」と証しています。

当時、ツァラアトに冒されると身体にその症状が現れ、祭司は「この人はきよくない」と宣言しました。

生まれつきの盲人の例えでもあるように、病や障害は罪のせいであり、当人か家族、あるいは先祖の罪がこの人にあらわれていると考えられていました。

ツァラアトの人も、中風の人も、人々に「きよくない」と後ろ指をさされることは、身体の病と、いや、病以上に苦しかったでしょう。確かに病の発端はアダムの罪にあり、子孫である私たちはその影響を受けているのです。聖書は「すべての人は罪を犯したので・・・」とあるようにです。

しかし、それは「自分は違う」と言って人を非難する資格があるという意味ではありません。

イエスは、この人に対するみことば「子よ、あなたの罪は赦された」はどんなに喜びを与えたでしょう。病のいやしも、罪の赦しも、「神の主権」、神のみがされるのです。

ニューヨークの大きな1つの病院に、ある言葉が掲げられています。それは、16世紀のフランスの外科医「パレ」の言葉です。「我包帯を巻く、神いやしたもう。」当時のフランスは戦時下にあり、多くの傷病兵が野戦病院に運ばれてきました。死因の多くは失血死であり、止血が課題でした。当時の医療では、傷口に煮えた油をかけるのですが、油がなくなると卵を塗りました。パレの治療は「病も傷も神が治される。医師はそのサポートをする」と。