ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがとともにいます。
マタイによる福音書28章19〜20節
敬拝
- 黙想 静かに礼拝に備えます
- 賛美 心を込めて主をほめたたえよう
- 祈り
- 勧め 「バプテスマの意味は『〜につく』です」ローマ人への手紙6章1〜6節
- 献金
- 報告
- 頌栄
- 祝祷
教会からの報告・案内
- 沖縄県では緊急事態宣言が出たので、会堂での礼拝は早朝も一般も休止し、10時からの配信のみになります。宣言が解除され次第再開する予定です。
- 会堂の外壁塗装工事が終わりました。続けて主の証のために用いられるようお祈りください。
- ウィークデーの聖書の学びはグループも個人も続けています。ご参加ください。
この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。
メッセージ
「バプテスマの意味は」
ローマ人への手紙6章1〜5節
私たちの教会の名称は「恵みバプテスト教会」ですが、「恵み」は、受けるに価しない者に与えられる神の愛を言い、あわれみとも取れます。「教会」は世から召しだされたキリストのからだとしての共同体を言い、「バプテスト」はバプテスマを授けられた人を言います。
バプテスマは日本語に訳される時「洗礼」と「浸礼」ですが、両方の意味があるかもしれません。聖書にはバプテスマが施された記録が示されています。
1、バプテスマのヨハネによるバプテスマ ルカによる福音書3章3節
バプテスマという言葉は旧約聖書にありません。ほとんどは新約聖書にあります。その最初が、ヨハネによるバプテスマです。それは、悔い改めのバプテスマと言って、古い契約が与えられ締結したのに、民は結果的に守れなかったことに対する悔い改めです。古い契約に生きていた民は、日々バプテスマによって罪を洗い清めていました。沐浴のようです。それは洗礼のようでもあります。
では契約外の民、異邦人に対してはどうでしょうか。というのは、聖書は選民に対してだけ書かれたのではなく、すべての造られた人のために書かれたからです。
2、聖霊のバプテスマ ルカによる福音書3章16節
ヨハネはメシヤではありません。その生涯において「しるしもいやし」もしませんでした。彼はメシヤの先駆者、証人です。ですから、メシヤが来られた時「私よりも力のある方」救い主を示しています。その方は聖霊と火でバプテスマを授けられます。それは、私たちが新生される時「水と御霊」によるのですが、水であるみことばによって聖霊が働かれるのです。これは、聖霊によらなければ誰も「イエスは主です」とすることはできないし、イエスの十字架と復活につながれて、罪の赦しと永遠のいのちが与えられるのです。ガラテヤ人への手紙3章27節に「キリスト・イエスにつく」とあります。
コリント人への手紙第一15章29節の「死者のためのバプテスマ」は、バプテスマは罪と死につながれていた者が、キリストのいのちにつながれるのであって、つながれる前はいわゆる死者だったのです。
3、水のバプテスマ 使徒8章36節
これはエチオピアの宦官の例でわかりますが、イエスを救い主として信じた者が、イエスについたことを証するためのものです。マタイによる福音書28章19節は、イエスが弟子たちに与えられた命令です。
マルコによる福音書10章38節の「イエスのバプテスマ」は、人の子として父に仕えられるバプテスマ(十字架の死)として受けられたのです。
4、火のバプテスマ ルカによる福音書3章16節
これは世のあがないです。サタンの世から神の世に、火はきよめをあらわして