2020年11月15日

しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。ですから、愛する兄弟たち、堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。

コリント人への手紙第一15章57〜58節

敬拝

  • 黙想 静かに礼拝に備えます
  • 賛美 心を込めて主をほめたたえよう
  • 祈り
  • 勧め 「聖霊のバプテスマとは」使徒の働き2章38節
  • 献金
  • 報告
  • 頌栄
  • 祝祷

教会からの報告・案内

  • 2020年のクリスマス礼拝は12月20日を予定しています。コロナ禍の中でも礼拝が守られ、喜びの時を持つことができますように。
  • 2020年11月29日(日)礼拝後、クリスマスの飾り付けを行います。ぜひご参加ください。イエスの降誕をお祝いできることは幸いです。

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

今週の予定

11月15日(日)10:00一般礼拝 創造主を賛美し、礼拝します。
  教会楽校 礼拝の中で子供たちがクラス毎に聖書を学びます。
11月17日(火)15:00聖書の学び
11月18日(水)20:00聖書の学び、祈りの時
11月21日(土)11:00聖書の学び

 

メッセージ

「聖霊のバプテスマとは」

使徒の働き2章38節

もうすぐクリスマスです。神のひとり子の降誕、と言っても「この方はもとから世におられた。」(ヨハネの福音書1章10せつ)とあります。しかし、この方、私たちの創造主、全能の神を知らなかったのですが、イエスの降誕は、見えるかたちであらわしてくださいました。

「この方」は・・・

・全世界の創造主であり

・受肉された神の「ひとり子」であり

・預言の確かさ

・人を救うための神の極み

それは、人間にとってどんなに大きなことであるかを知らしめることになります。それは歴史を二分(BC AD)することになり、その基点となりました。それは丸い世界を西洋と東洋と始まる基点がエルサレムであるように。

もう一つの基点がバプテスマです。バプテスマは「悔い改めのバプテスマ」「聖霊のバプテスマ」「水のバプテスマ」そして「火のバプテスマ」などが聖書にありますが、それは「接続(つながり)」を意味し、新しいつながりが新しいいのち、歩みとなる基点です。またその意味は「バプティゾー(浸める)」という意味があり、人が受けるバプテスマは、古い罪に死に(清算し)キリストのいのちにつながれ、新しく生きる(新生)意味の証となります。

時々、クリスチャンに「いつ救われましたか」とお尋ねすると、「何月何日にバプテスマを受けました」との答えが返ってくることがあります。それが「水のバプテスマ(洗礼)」の日を証ししておられるのですが、正確には、イエスを個人的に信じた日、「聖霊によらなければだれもイエスは主です」と言えないわけですから、救われた日は聖霊のバプテスマを受けた日となります。もちろん、その日を覚えていないこともありえます。それは人間の何かではなく、神の御霊の働き、賜物だからです。

これは基点です。古い滅びの歩みから、新しいキリストの復活のいのちの歩みに移されたのです。

主イエスは昇天される前に、恐れ慄いている弟子たちに約束されました。使徒の働き1章4〜5節です。

「集まって、約束を待ちなさい」と。「そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。その方は真理の御霊です。・・・この方はあなたがたとともにおられ、また、あなたがたのうちにおられるようになるのです。」(ヨハネの福音書14章16〜17節)

旧約の聖徒たちは、御霊の働きを経験しましたが、それは「いつも」ではなく「選ばれた人」にでした。しかし、新しい契約では、ペテロはゼカリヤ書の預言で「神は言われる。終わりの日に、わたしは、すべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの娘や息子は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日わたしは、わたしのしもべにもはしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると彼らは預言する。・・・しかし、呼び求める者はみな救われる。」(使徒の働き2章27〜28節)

その約束は聖霊であり、死からいのちに移された基点聖霊のバプテスマです。聖霊の内住を受けたペテロは大胆に旧約聖書からイエスを語り、悔い改めを促します。また信じた人たちは「みことばを預けられる(預言する)」経験をしました。ペテロはイエスの十字架、そして復活を強く語ったので、人々は「酒に酔っている」と揶揄しましたが、実はペテロは「御霊に酔っていた」のです。

人々は「ではどうすればよいのだ」

「ペテロは彼らに言った。「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。」(使徒の働き2章38せつ)聖霊のバプテスマです。「私たちはみな、ユダヤ人もギリシャ人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によってバプテスマを受けて、ひとつのからだとなりました。そして、みな一つの御霊を飲んだのです。」