２０２２年３月６日

「さあ、主の家に行こう。」人々が私にそう言ったとき、私は喜んだ。

詩篇122篇1節

敬拝

• 賛美　主のご栄光をほめたたえます
• 祈り
• 勧め　ミッキー兄
• 献金
• 報告
• 頌栄
• 祝祷

教会からの報告・案内

• 沖縄県のまん延防止期間が解除され、教会も通常に戻しています。ですが、今まで通り感染対策は続けて行いましょう。
• 2022年3月20日（日）午後12時から、2022年教会総会を行います。教会員の方はご参加ください。
• 本日のメッセージはミッキー兄です。祝福を感謝します。

ディボーションノート「水路のそば」

この新型コロナウイルスが制されるように心からお祈りいたします。
愛する皆様の健康が守られますように。

メッセージ

主をほめたたえよ

詩篇103篇1～2節

詩篇103篇は、ダビデによって記されました。ダビデは、もともと羊飼いで、エッサイの子として生まれ、後にイスラエルを自立、統一にまで導いた王です。その生涯は、波乱に満ちたもので、多くの戦いを経験しました。戦争は、互いの了承の上ではなく、一方的な侵略によって起こります。

詩篇の多くは、ダビデによって記されましたが、自身の生涯には多くの間違いもありました。そのために、苦しいこと、悲しいことが多々ありました。

本篇は、「わがたましいよ。」と自分の「魂（心）」への呼びかけで始まります。みなさんはどうでしょうか。自分の心に呼びかける、という経験があるでしょうか。頑張りを必要としたとき、「自分」に、さも外から見ているように語ることがあるでしょうか。有森裕子さんというオリンピックのマラソンランナーがいます。彼女が、マラソン後のインタビューで「自分をほめたい」と発言したことが話題になりました。ダビデは、自分に対して「主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ・・・。」と命令しています。聖書のみことばは、命令形がたくさんあります。例えば、「主イエスを信じなさい」などです。

命令形は、上の者が下の者に使います。お願いではなく、強い言葉です、

それは、否定的な場面のためです。「やりたくない」「行きたくない」「できない」「別のほうがよい」などの状態です。

ダビデは、何を自分に命令しているのでしょうか。それは「主が良くしてくださったこと」です。また「忘れてはならない」とも強調しています。忘れることが多いからです。

それは5つあります。

１、主が私のすべての咎を赦してくださったこと

私は、生まれつきの罪人です。その人生の中で、自分でどうすることもできないほどの罪を犯しました。神は、「罪の報酬は死です。」（ローマ人への手紙6章23節）と仰っています。罪には罰がありますが、「咎」というのは、罪の報いである「死」です。主が身代わりにその罰を受けられたのです。有罪です。しかし神は、私が受けるべき咎から解放してくださったのです。

２、病がいやされたこと

ほとんどの人は、「私は病になったことはない」と言えないと思います、重い軽いはありますが、しかし、今生きているのは「病がいやされた」からです。それも、新生して初めて、自分の病のいやしが神によることを知ったのです。感謝して主をほめたたえることはごく自然なことです。

３、いのちを贖われたこと

「いのちを穴から贖われる」の「穴」は死の門「黄泉」の表現です。主イエスが死から復活され、黄泉に下られるまで、すべての人は、死後、黄泉に下り、やがて最後の裁き（ヨハネの黙示録20章11～15節）を待つことになります。イエスも、死後、黄泉に下り、そこに待機していた旧約の聖徒（アブラハムのふところ）を捕虜として連れて、昇天されました（エペソ人への手紙4章8～9節）。いのちが穴から贖われたのです。

４、恵みとあわれみの冠をかぶらせ

「冠」は王権、また誇りを指します。私の誇りは「神の恵み（私の行いではなく）」と「あわれみ」、愛による具体的な行動です。

５、一生を「良いもの」で満たされること

それは、生涯が「すべてのものがともに働いて益となる。」（ローマ人への手紙8章28節）のです。

やがて、「あなたの若さは、鷲のように新しくなる」のです。この意味は、イザヤ書40章31節です。「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走っても力衰えず、歩いても疲れない。」

ヨブ記の動物誌

「野やぎが子を産む時を知っているか。」（ヨブ記39章1節）

やぎは、中が空洞の角のついた反芻哺乳動物です。羊に比べて体が小さく、角が弓のように後ろへ曲がっていて、尻尾が短く、毛が硬くまっすぐです。妊娠期間は145-160日であり、1度に1～2匹の子を産みます。生後3～4カ月から繁殖可能です。